Like A(感想)

2月3日から新宿FACEにて上演していた「Like A(ライカ)」を観ました。

www.clie.asia

 

あの有名な「Club SLAZY」シリーズのスタッフさんが再集結したCLIE完全新作オリジナル作品です。実はClub SLAZYをきちんと観たことがなかったのですが、数少ないオタクの友人から「●●ちゃん(私)、きっとSLAZYシリーズ好きだと思うよ」と言われたのをふと思い出してチケットを取りました。あと石賀くんの顔が好きなので。(軽率)

 

以下あらすじ。(公式サイトより)

海沿いの静かな街High-Tide<ハイタイド>に立つ一軒の高級ホテル『PERMANENT(ペルマネント)』

ここペルマネントを訪れたお客様には、最高級のサービスを保証しており、
それだけに宿泊料金は想像を越えるものとされている。
さらにはペルマネントの最上部分は雲がかかっているほど高く建物の全貌を知るものは少ないとされている。

1階ではドアマンのアッシャー、ベルボーイ、ポーターが華やかにお客様を出迎え、
執事の役割をこなすバトラーや、ウエイタートップのメートル・ドテールがホテルマンたちの動きに目を光らせている。

ペルマネントのブランド力を落とすことがないようにと、経営担当のFCが陽気に今日も歌っている頃、
ホテルの裏側では残飯処理を仕事としているバスボーイが陰に隠れチップも貰えない自分の仕事に不満ばかり。
幼馴染である点検係のインスペクターや清掃係のキーパーと共にホテルや人生への文句を日々、叫んでいる。
同じく幼馴染であり優等生のバトラーは、そんな彼らの文句に耳を傾けながらも、彼らの主張を受け入れなかった。

そんな日常にも飽きてきた頃・・・事件が起きた。
ペルマネントのライバルでもある豪華客船型ホテルROXANE<ロクザン>が沈没したというのだ。


ハイタイドの海辺にはボロボロになった男が一人。
彼はROXANE<ロクザン>のバッチを付けたクルーの一人と見られ、記憶を失くしている様子。
ペルマネントには相応わしくない男を、ホテルに招くべきかそうではないか。
珍しい客の襲来にペルマネントの日常は揺れ動いていく。

 

てな感じで、重要なシーンこそあれど《何か事件が起こる→解決》というような分かりやすいイベントはありません。そして最初に言ってしまうと、何らかの答えを提示するわけでもなく終わります。シリーズ化を見越した、「序章」「問題提起」「導入」そんな感じです。(というか、そうでなければ極めて抽象的な「投げっぱなし」な舞台になってしまう…)今の現状に満足しているわけではないけど、特にこれと言った夢や目標もないので、地元のホテルでだらだらと働いている・・・そんな若者たちのある日常*1をアンニュイな雰囲気でエモくまとめた物語です。

 

上手く言葉で表現できないのですが、とにかく「バランス感覚」が最高な作品でした。先述したとおり、乱雑に投げ込まれる謎の要素(バトラーが面倒を見ている赤ちゃん(ムー)とか、ロクザンの沈没とか、冒頭の浜辺のシーンと影になって映るハンガー?とか、アッシャーの盗聴癖とか…挙げたらキリがない…!)や、どこかちぐはぐな会話*2とか、作品全体的にはっきりと明言されない部分が多く、ぼんや~りと靄がかかったような感じなんですが、キャラクターの個性や動きがお互いに妙に上手く作用していて、「収まるべきところに収まる」感もあり…観ている人たちを絶対置いてけぼりにしないし、投げっぱなしなんだけど、突き放さない。謎のバランスで物語が進む、不思議な作品です。考察の余地は大いにあると思いますが、ほぼ「投げられただけ」の状態なので、何とも言えない感じです。今後のシリーズ(ある前提)で、するすると色々な謎が解かれていくのかな~と思うとどきどきします。。。

あと個人的にとても好きだったのが、辻さん演じるBBが立ち尽くすシーン。いつもふてぶてしく、退屈そうなBBが、無言で考え込むように1人で立ちたたずむシーンがあるんですが、それがとても印象に残っています。"動"である華やかな歌唱やダンスシーンと対になるような、"静"のシーンだからかも。そういう緩急という意味でも非常にバランス感覚の良い作品だと感じました。

 

幻想的なライトの使い方や、シンプルで美しい舞台装置などなど、舞台として感動する部分が多かったのですが、何より音楽とダンスが最高で最高で最高でした。まずキャストのみなさんの歌が最高。平牧さんのピアノが最高。曲が全部最高。というか全員歌が上手すぎて震えました。石賀くんと内藤さんの安定感ある歌に、辻さんや中谷さんたちの味のある声、SHUNさんのラップが重なって、本当に本当に素晴らしい歌唱シーンでした。中谷さんの声好きすぎる。ところで岩義人さんはなんであんなにダンスが上手いんですか?とにかく、すばらしいから見て!

 


舞台『Like A』公演直前!PR動画

 

やっぱり内藤さんすごい。この頭一つ抜けた、まわりと少し毛色がちがう感じ、まさに外からやって来たCRって感じですよね。いや、みんなすごいですが。

結局4回ほど観劇したのですが、歌唱シーンは毎回鳥肌が立ちました。特にこのPR動画の曲が好き。「One day」のやつも好きだけど。こういう舞台を観られると、自分はなんて幸運なんだ!という気持ちになりますね。本当に。世の中には才能をもった人が沢山いるのだなあと、おどろきます。まだまだ世の中にはすばらしいものがあるんだな~。

 

人生とは常に新しい景色を見るためにある。

 

今後、このライカという舞台がどう進んでいくのか、とても楽しみです!

以下、チラ裏。

・辻(一点しんにょう)さんのスタイルの完璧さ

・足長すぎ、細すぎ、顔小さすぎ

・のびのびと歌う姿が印象的

・BBの屈折した子供っぽさが最高だった

・自分には何もないと思ってそうだけど、間違いなく人を惹きつける人間だと思った

・バトラーたまに見せるハニカミかわいすぎ

・BBに対してなんだかんだ優しいところが良い

・お姉ちゃんが8人に~の件で「言いたくない!」と声を荒げるところが好き

・楽日にFCの台詞で笑っちゃってたのかわいかった

・インスペクター人と関わりたくないくせに(?)顔良すぎ

・ラップかっこよすぎ

・髙﨑俊吾(はしごだか)さん足長すぎ

・癖強すぎ

・随所に深淵を感じさせすぎ

・メーちゃんとBBのやりとりかわいすぎ

・ドラ息子だけど後半は常識人っぷりを垣間見せていた

・ダンス上手すぎ!

・キーパー…好き…

・声最高すぎ

・おどおどしているのに好奇心は強そうなところが好き

・マダム(…)と踊るところ、男を感じさせすぎ

・なんだかんだ毛皮似合いすぎ

・FC謎多すぎ

・パンもったいなさすぎ

・キャプテンR、確かにネーミングセンスなさすぎ

・情緒不安定すぎ

・内藤さん単純に歌上手すぎ

新宿FACEで歌っていい人間ではなかった

・けど最高だった

・ベル&ポーターの2人ダンスのキレ最高すぎ

・ヒールであそこまで踊れるの純粋に尊敬

・10人のキャストが最高すぎ

・次のシリーズが楽しみすぎ

・Permanent=恒久、永久の、不変の

 

※こういう感想はそのときの最大瞬間風速を大切にしたいので、あえて加筆・修正はしないようにしているのですが、書きたいことがポロポロ出てきて落ち着かないので、加筆しました。(2/13)

 

---

 

以下、マシュマロの返信です。みなさま長文で投げてくださる方が多く、いつもワクワクしながら読んでいます!ありがとうございます!都合上、今日は一部の返信になりますが、順にこのブログ内でレスポンスしていきますので少々お待ちを…!(別に待ってもいないかと思いますが…)

 

f:id:K_24O7:20180212221926p:plain

 

k2407.hatenablog.com

 

先のエントリで書かせていただいた「年下を推せるか問題」について、いろいろとマシュマロを投げていただいて…ありがとうございます!

「初めまして~」の方が書いてくださったように、年上の推しと年下の推しがいるって方けっこういますね!そういう役割分担というか、リスク分散ってメンタル的にかなり大事だと思いました。

「年下の推しがどうにも~」の方、「結局自分が着て欲しい服プレしてる説」私的にはめちゃくちゃあるあるです。以前推しの誕生日にあげた服は店頭ですごく迷って、そのときは似合うと思って買ったはずなんですが、誕生日当日に推しが着てくれてる写真見たら似合ってなさすぎて笑いました。まず色がダメだった。無自覚に自分が着て欲しいものをおげていたのかな~と。

「かわいいから何でも許せてしまう」というのは年下を推している方々がみなさん口をそろえておっしゃっていますね~!けどわかるなあ。例の19歳、今日も絶好調にかわいいですよ。はあ…そりゃ許しますよね…だってかわいいもん。(思考停止)

最近は開き直って19歳めちゃくちゃ応援してます。歴代推しに面倒くさがりが多かったせいもあるのですが、SNSの更新が頻繁でうれしい。こんな些細なことでも人ってうれしくなれるんですね~。3月からの舞台、気がついたら全通してそうで怖いです。落ちるのは一瞬!まあ、全通してから考えてみたって良いですよね。

 

みなさまも良い推し活を!

 

*1:日常のように映るけど、本当はペルマネントなんてホテルも、そこで働く幼馴染たちも存在せず、全部夢の世界の話なのかも…などと思わせる、薄暗い伏線が多すぎる

*2:情緒不安定な人が多い